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木のうつわ


   



  栃木県塩谷町で、主に家具の制作をしている 『木工房 玄』 高塚和則さん。
   高塚さんには昨年、秋の益子陶器市にて初めてお会いしました。
   私よりたぶんちょっと年上で、落ち着いた印象に最初ドキドキしましたが、
   話すととっても気さくな方で、目をキラキラと輝かせて木のお話しをされていたことを思い出します。
   きっと少年のようなピュアな心をお持ちなのでしょうね。
   3月になっても、まだまだ雪のたくさん残る塩谷。
   自然と向き合い、厳しい気候の中で作られた作品からは、自然の温もりや力強さを
   感じることができます。   


   テントには自作の木工製品が並べられ、大きいものはチェアやスツール、
   花台など。小さいものは木皿、トレイ、バターケース、菓子きり、コースターなど、
   素材も定番の桜の他に、ウォールナットもありました。

   
   きょうご紹介するのは、その時には売れてしまっていた、20cmの桜のパン皿。
   木目も一枚一枚違い、一つとして同じものはありません。
   ノミでていねいに彫られた跡は優しく、木の香りはとても心が安らぎます。
   焼きたてのパンをのせると、適度に湿気を吸ってくれるので、
   食パンのカリッとした食感を楽しめますよ。

   
   もうひとつ、桜のトレイも入荷しましたが、こちらはずっしりと重く、角張っていて、
   とてもカッコいいです。彫りも2種あって、どちらも本当に素敵なんです。
   後日、またご紹介しますね。


   
木のうつわ_a0251635_1410022.jpg



   harutsumi      埼玉県行田市天満3-3
  




   
   
by harutsumi | 2012-03-05 15:18 | 高塚和則
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